猫と鉄人三種競技を愛する半田人の日記。

さかたよもやま日記

6/9 IRONMAN70.3CENTRAIR CHITA PENINSULA JAPAN【当日】

2019/06/17
 
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さかた あつし

今日は楽しみにしていた一年に一度の地元の大祭典。心配していた張り切り熱は起床時は下がっており、とりあえず大丈夫そうだったのであまりプレッシャーを感じず無駄に張り切らないように努める。5時過ぎに競艇場の駐車場についたがバスが中々来ずようやく5:30くらいのバスに乗車でき出発。新舞子へは6時前くらいに到着。早速残りのバイクの準備を済ませて7:15分までの試泳に向かう。今日は自分の予想よりかなり寒く、試泳後は更に雨が降り出して余計に寒くなった。宇野先輩とかずみちゃんがテントを設営してくれてなかったらもっと寒い思いをしていたことだろうと思い、朝早くから設営をしてくれた二人には本当に心から感謝した。結局降り出した雨は止む気配もなく宮古島を思い出しながらスイムスタート。スイムは昨年に比べ泳ぎやすい状況だったが、今年からコースが変更となり一旦中間地点で上陸することになったので結局プラマイ0。しかし波、うねりがなかった分昨年より少しだけ早くスイムパートを終えることが出来た。そしてバイクパートまでには止んで欲しいと願っていた雨は逆に強くなる一方で今日のバイクは苦戦するなと思った通り、新舞子のジャンキーストレートでは大苦戦する。概ね右側から抜く形となるが水たまりを避けて急に右に膨らむ選手や、右抜きますと声掛けしても真中を走っていて避けてくれない選手が横行してまったく普通に走ることが出来ない。事故をしたらDNFだと思い安全なところ以外は抜くのをセーブするが、ドラフティングゾーンにも気を付けなければならないので出力の上げ下げが大きくかなりストレスだった。しかし最大の目標はゴールなのでバイクは一番に安全第一を心がける。それでも何度も接触しそうになったり、後輪も滑ったときもあったので、走り慣れたコースだが練習、大会も含めこれまでで一番怖さを感じた。4周回終わり外に出ると渋滞も少し緩和したのでジャンキーよりは多少走りやすくなったが最後まで油断は出来ない。今回は天候が悪いお蔭で補給が取りにくかったが、補給をしないと後にえらいことになるので安全なところでミネラルだけは必ず取るようにした。昨年はトップチューブにダイレクトにつけた塩タブレットを汗と掛け水で溶かしてしまいミネラルを補給することが出来ず、マリンパークを出てちょっとしてから両脚を攣らせてしまい後のランでもえらい目をみてしまった。今回は本当に補給を取るのすら危険を感じるくらいの状況だったが、ミネラルだけは適宜安全な箇所で必ず入れたので攣る兆候はまったく出ず、昨年攣った脚で苦戦した後半のアップダウンも特に問題なく終えT2の運動公園へ。運動公園に入ってすぐ降車エリア付近でボランティアをしている家内を発見してテンションアップ。そしてバイクをラックに掛けトランジションで準備をしていると多くの仲間が競技場から声を掛けてくれた。今日T2ではイベントの運営でやつくん、なおやくん、みっちゃんが、ボランティアとしてりえさん、りょうこちゃん、いづみちゃん、家内が活躍してくれている。そして多くの仲間も応援で運動公園に駆けつけてくれていた。土砂降りの雨の中、みんな本当に有難う。心から嬉しかった。みんなから力をもらって最後のランパートへ。昨年はこの時点で両脚が攣って走れる状況ではなかったが、今日は補給も失敗しなかったしバイクも安全運転だったので脚は全然動く。運動公園を出てすぐにせんちゃんから自分の知らない有名な選手のすぐ後ろなので表彰台いけるよと言われるが流石にそれはないだろうと思いつつ、それならばもうどんな走りになってももうシマシマはないなと思い少し安堵した。このランコースは前半で獲得約540m。勝負所は前半だと思っていたのできつい登りも決して気持ち的にペースを落とさずしっかり走る。かなりのアップダウンなのでそれなりに脚を使ってしまうが12㌔まで頑張れば残りは平坦基調なので惰性である程度のスピードでいけるという計算。例年しっかり休むエイドも今回はそこまで休まず先に進み、順調に後半の平坦コースに入る。平坦コースの序盤はまだしっかり走れるイメージだったが残り5㌔地点くらいから体感とスピードに誤差が出てきてしまった。スピードを戻そうと思ってもかなり脚がきつく上手く戻らない。緩めたくなる脚を叱咤し目標を次のエイドとしてそこまでは頑張るという方式に切り替える。終盤のRAS2箇所はしっかり休んでしまったが最後は出うる限りのスピードまで上げてフィニッシュ。終盤の平坦5㌔がしっかり走りきれたらとも思ったがほぼ記録も予想通りだったので自分的には満足。もちろん強豪揃いのM45-49では定番の位置だったがやはりそれが今の実力なんだろう。今年のこの結果にやりきれない程の悔いはないが、以前よりタイムを絞り出すのがそこまできついと思わなくなったし、まだまだいけると自分なりに感じたレースだった。もし来年も同コースであれば5時間以内を目標にしよう。継続は力なり。また一年頑張っていこう。そして一番大事な仲間たちの結果はといえば、このセントレア大会初めての悪天候の中でケガなく事故なくカットオフなく全員無事完走。それぞれの努力が全員完走という結果として報われて本当に良かった。また来年も多くの仲間と喜びを分かち合いたいなと心から思ったビッグデイ。みんな本当にお疲れ様。以上。

5時過ぎに臨時バスの発着所に到着。

しかしバスは全然来ず結局30分くらい待って

やっと出発。ちなみにバスは超満員。

6時前くらいにT1の新舞子マリンパークに到着。

上萩泰神社長は今日もメカニックとして朝一から大活躍していた。

そしてバイクの準備に。空気、補給食、ドリンク、サイコンの段取りとシューズをセットして準備終了。

準備後まずはトイレに向かう途中じめちゃんと会う。じめちゃんの準備も順調そうだ。

そしてトランジションの出口で今回はマーシャルの小森さんとも久しぶりに再会する。俺がルールだとおっしゃられていた小森さんの手に持っているのは多分ルールブックだと思う。小森さん今日はよろしくお願いします。

かなり離れたトイレで用を足し、宇野先輩と和美ちゃんが設営してくれたテントに集合する。そこて試泳の段取りをしているとゼッケンナンバーなくよ794の川ちゃんが登場。川ちゃんは先週トラブルに見舞われていたが今回は何事もないことを祈る。川ちゃんには悪いがここで自分のナンバーが777だということを伝えておいた。

そして社長、岩崎先輩とも朝からお会いできた。

試泳後は土砂降りの中待機。ゴッドハンド寺澤夫妻、晶先輩も朝から応援に駆け付けてくれていた。リレーチームのランメンバーもわざわざ来てくれてみんなには本当に感謝。

そしてスイムスタート前に白戸先生からエールを頂きいよいよ8:30第5ウェーブスタート。

昨年より波、うねりはなく泳ぎやすかったが

上陸がなかったらもっとよかったかなと思った。ペースはほぼ同じ。若干復路の方が追潮だったのかもしれない。そしてT1で一度バイクを転がし、ようすけくんにどうしたんですかと聞かれたが自分も原因はよく分からないまま倒れたバイクを起こしてスタートする。今思えばT1でバイクが壊れなくて本当によかった。

バイク中も土砂降り。まったく止む気配はなく雨脚はひどくなる一方でかなりコースは危険な状態。

本当にジャンキー4周回は危なくて常に意識は安全運転だったがこんなにずっと緊張感を強いられたのは70.3のレースで始めて。最終的に緊張しすぎて身体がこわばっていたのか普段このバイクで腰が痛くなることはないのに腰が痛くなってしまった。

それでも身体に重大な変調を起こすことなく無事バイクフィニッシュ。

安全運転を強いられたためほぼゾーン2で終わってしまったのはとても残念だったが、最大の目標はゴールだったので仕方ない。まだバイクには余力があるということは体感で感じていたがデータでも確認。バイクパートに関しては同コースで天気が良かったらまだまだ短縮できると思う。

T2の降車ライン手前で家内を発見する。家内もすぐ気づいてくれて写真を撮ってくれた。危険なバイクの終了と相まって家内の顔を見れてかなりホッとした。

そしてトランジション。更衣テントは使わずに家内のボランティアコーナーの近くで準備。ここで競技場からも仲間が応援してくれた。準備が遅いとも言われたが元々T2はゆっくりなのでこれ以上早く準備できないという。

T2エイドを手伝ってくれていたりえさん、りょうこちゃん、いづみちゃんとも会い、みんなにお礼を言ってランスタート。

競技場内ではT2イベントを運営してくれていたやつくん、なおやくん、みっちゃんに会いエールを貰う。みんなありがとう。

前半最後のアップダウン最後の下り坂ポイントで新くんが今年も応援してくれていた。ここからは平坦基調のコースになるのであともうひと踏ん張りだったが結果最後の5㌔くらいはタレてしまった。まだまだランの走力は足りないと実感。

そしてフィニッシュ。

5:14:08。今日の条件の中で自分的にはよくやれたかなと思う。しかし同条件でもっと結果を出している選手がM45-49でいえば20人以上いるということはやはりこれが今の自分の実力なんだろう。今一番必要なのはランの走力アップ。決して出来なくはないはずなのでこれからは一番注力していきたい。

ゴール後は次々と県内外の海外IRONMAN仲間のみなさんと会う。チャタヌーガの絆の山下さんは同AGEだが今年も圧巻の走りを見せていた。

あさもとさんは自分より30分後スタートだがバイクのジャンキー最終ラップの時点ですでにものすごい勢いでラップされ、自分がランに入り運動公園を出てすぐの登りを走っているときにもう対面をものすごい勢いで下ってきていたので、いつランで抜かされるんだろうと思っていた。がしかしなんとかゴールまで大丈夫だったが自分がゴールしてちょっとしてからあさもとさんがウィットさんにコールされているのを聞いてやっぱりすぐ後ろに居たんだと思った。ちなみにあさもとさんは昨年の覇者らしく今年も余裕で4:55:47のタイム、M50-54で2位の結果だった。バイクラップはあの条件の中なんと2:28:48。流石だ。

長良川以来の西村さんとも。西村さんは初めてのIRONMANシリーズだったようだが目標をクリア出来たとのことだった。

そして随分前にゴールしていたはずだがやはり会えたりょうくん。本当に縁を感じる。

とりあえずバイクを引取に行く途中で皆川さんとも。皆川さんもAGE9位と今回も素晴らしい結果を残していた。

会場に戻ると

次々に

仲間が

ゴールしてきた。

特筆すべきは病気をおして出場したバディ村上忠弘。本当に短い練習期間、今も尚病気と戦い続けながらもよく走りきったと思う。本当に感動した。まずはゆっくり身体を休めてほしい。

お祭り仲間のたつまくんも初めてのIRONMANシリーズ無事フィニッシュ。

チーム半田最後のランナーとなったゆかりさんのゴールを見届けた後、

恒例の記念撮影をして今年のIRONMAN70.3CENTRAIR CHITA PENINSULA JAPANフィニッシュ。みんな本当にお疲れ様でした。

ガードで活躍してくれた佐野さん、

土砂降りの中、最後まで応援をしてくれたよしえ師匠、

晶先輩、

発熱をおしてメカニックをしていた上萩社長、

藤谷さん、

ゴールでずっと撮影してくれていた雨宮さん、

ボランティアの段取り含め今日もいろいろ活躍してくれた家内、そして今年も携ってくれたすべてのみんなに心から感謝。ありがとうございました。

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