猫と鉄人三種競技を愛する半田人の日記。

さかたよもやま日記

11/18  IRONMAN 70.3 Xiamen【3日目レース日】

2018/11/26
 
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さかた あつし

4時15分起床。昨晩準備しておいた吉野家の冷めた牛丼を食すも、なかなか朝からきついなと若干後悔する。しかしすべて食べきり、残りの準備を済ませて5時15分くらいに2㎞程離れたトランジション会場に徒歩で向かう。トランジションには5時半くらいに到着。空気、補給食、サイコンの準備を済ませるがサイコンがいつもより反応が悪い。今更どうしようもないので放置して、また来た道を1.5㎞くらい戻る形でスイム会場へ向かう。ちなみにホテルからスイム会場へは600mくらいと近いので、ポンプと準備で生じたゴミ、あと必要のないものを置きにホテルに一旦戻る。しかし会場とホテルが近いのは本当に便利だ。ここならタイミングチップを忘れてもまったく問題はなかっただろう。そして再び会場に戻るともう試泳が始まっていたので慌ててウェットを着て少し泳ぐ。そして8:15エイジグループスタート。今日もローリングスタート、そして今回も中国の大会なので当初は25-30minutesで出ようかと思ったが、いくらなんでも不相応だと思い直し30-35minutesの先頭の方で出ることにする。結果25-30の後半から出てもいいくらいだったが、それよりもなにもスタートで思いもよらないミスをしてしまったことに後程気づくことになる。昨日までは昨年と同じく白波が立っていたが今日は穏やかでうねりは多少感じるが嫌な感じはない。90°程曲がるターン1までは流れに逆らって泳ぐのでとりあえず堪えつつ流されないように気をつけながら泳ぐ。ターン1を過ぎてからは潮の流れに乗れるのでそこからはうねりと息継ぎのタイミングを合わせ、しっかり流れに乗るように泳ぐ。感覚的にはボディボード。そしてやはりいつもより早い感覚でスイムフィニッシュ。時計を確認すると30′14″。目標より少し早いタイムで幸先いいなと思いトランジションに。ちなみにここのトランジションはかなり縦長で直線で600mあるのでかなり走らなければならない。本コースは上海のコースに少しアップダウンをつけたイメージ。ということで肝は風となるが今日は昨日試走したときより若干風は弱くなっていた。高低差自体はそんなにないが常にいやらしい感じで登っていたり下っていたり、そして向かい風、追い風、たまに大きく登ったり下ったりなので1周目はペースが掴みづらく脚を削られてしまう。そういえば昨年もそうだったなと1周目が終わってから思った。2周目はコース、勾配、風の感じも掴めたので今以上に脚を削られないよう無理はしないで淡々と走る。ちなみに接続の調子の悪かったサイコンはパワーどころかケイデンスすら表示していない。昨日はどちらも表示していたので一体何が起こったんだろうと思ったが気にせず感覚に任せて走る。最終ラップのトランジションまでの復路は向かい風。結局最後は気もはやって脚を使ってしまったので今回は脚を温存できた感はなかった。そして降車ラインの手前でバイクシューズから脚を出してシューズの上に乗せようかとしたところで、右足のシューズの先端が地面に当たり跳ね返ってすごい勢いで右足の土踏まずを直撃する。かなりの痛みだったのでこの後のランが心配になりつつバイクフィニッシュ。ここからまず裸足で600mトランジションエリアをバイクを持って走る。やはり土踏まずが超痛い。とりあえずランギアバッグにロキソニンを準備しておいたのでまずはそれを飲もうと思う。もしものときようだったがやはり入れといて正解だった。ここまでで唯一のトラブルとなったが後は走るだけなので必ずゴールは出来るだろうと思い痛みの様子を見ながらランをスタートする。スタート直後は緩い登り、脚の様子を見ながらだけど5′00″/㎞を目安にする。クッション性のいいランニングシューズのお蔭か痛みは裸足のときより全然マシになったのでひどくならないことを祈っていけるとこまでいこうと思う。コースは海岸線の緩い登り下りはあるが基本フラットなコースを2.7周回。とりあえず1周目はコースと脚の調子を見ながらペースを掴むことを意識する。今回もエイドにコーラは用意してくれてあったが前回ひどい戒めを受けたので我慢して水とスポンジをもらう以外エイドはスルーする。2周目に入ってからはコースの様子も分かったのでフルエイドで持参の補給も取りつつウォークブレイク。そしてゲータレードも飲む。ロキソニンの効果も出たのか脚の痛みも感じなくなり、バイクでかなり使ってしまった感があった脚もまだ終わる気配も感じない。調子も良さそうだしこれならと思い2周目中盤で禁断のコーラに手をつける。我慢していただけにかなり美味しく飲み始めたら止まらなくなり一気に3杯飲んでしまった。しかしコーラはやはり飲むべきではなかった。コーラを摂取したエイドから1㎞くらいを過ぎた時点でこの間と同じ動悸が始まってしまった。今回は原因が分かっていたし摂取量も前回より少なかったので慌てることは無かったがやはり苦しい。少しペースを落として堪えながらの走りとなったが今回は摂取量が少なかったため動悸はそう長くは続かなかった。今後は本当の終盤にしかコーラは飲まないでおこうと強く思った。動悸が治まってからペースは戻ったので後はフィニッシュまで淡々と同じペースを意識して走り続けゴールする。今回のレースはほぼノートラブルで終わった。記録もスタートのミスはあったがそれでも満足できる結果だった。残念ながら今回もスロットには届かなかったが、もう少し頑張れば手が届きそうだ。まだニースのスロット獲得まで半年の猶予がある。必ず半年以内に決めたいと思う。以上。

トランジションでの準備はタイヤの空気、ドリンク・サイコンのセット、補給食をフレームバッグにセットのみなので10分もかからないくらい。

それにしても縦に長いトランジションだなと思う。

トランジションの出口からなぜか500mくらい先まではこの乗り物に乗せてくれる。どうせだったらスイム会場まで乗せて行ってくれればといいのに。

今日の海は昨日に比べて穏やか。心配していたがコンディションは良さそう。

たけちんさんとりょうくんとスイム会場前で会ったので三人で準備する。この後必要のない荷物をホテルに置きに帰って試泳してすぐにスタート。レース中は気づかなかったがスタートでどうでもいいミスをしていた。今回はローリングスタートなので数人ずつ並んでピ、ピ、ピーでゲートを出るスタイルだが、自分のスタート前に少しブイの様子を見ようと思い列から出てセンサーに近づいてしまったため、そのときのタイミングでチップが反応してしまっていたようだ。その差3分30秒。最終的にスロットにはこの3分半は影響なかったが記録的に言えば実に惜しいことをしたと思う。なぜこのミスが発覚したかというと25-30minutesで出たたけちんさんと、30-35minutesで出た自分がトランジションで出会ったから。しかも記録上たけちんさんのスイムタイムは自分より1分速い。出る時間も早く、タイムも早ければ普通に考えたらトランジションで出会うことは絶対にない。ガーミンの記録が正しかったということだろう。次回からは必ずセンサーには近づかないようにしよう。

トランジションは長いのでシューズを持って走る。シューズはバイクにセットしておいても良かったが、久しく飛び乗りをしていなかったので失敗して股間を強打するのを避けるため今回は止めておいた。

ちなみに雨宮さんは各所で応援、撮影と

レース中も獅子奮迅の活躍だった。

雨宮さん今回もありがとうございます。

結果は5:13:19。ミスがなければ5:10:00は切れていたのでなんとなくもったいなかったが、総合で後10分縮めないと正直スロットは難しい。ランはまだ縮められそうなのでスイムとバイクを少しずつ縮めれば後10分は近いうちにいけそうな気はしている。

ゴール後自分を待っていてくれたたけちんさんとりょうくん。たけちんさんは出し切れたそうでお腹が痛いと言っていた。ちなみに二人ともランの周回で出会っているが超早かった。

今回も無事ゴールできて良かった。自分、

お疲れ様。

レース後はホテルで9割方すべての片付けを行い、藤谷さんと山口さんとアワード会場に向かう。

たけちんさんたちとは現地で待ち合わせ。

ここで先生とも再会。しかし先生もとんでもなく早かった。練習は当然出来ていないようで、終わったあとのダメージはハンパないらしいがレース自体は問題なく出来るようだ。流石としか言いようがない。ちなみに今回のアワードの食事も美味しかったので欲張って食べ過ぎてしまっている。

19:30から表彰式。先生は貫禄の3位入賞。

南ア仲間の前田さんも3位入賞。

山口さんは2位入賞。みなさんおめでとうございます。

スロットミーティングではりょうくんがスロット獲得。

それを見てそわそわしていたたけちんさんだが

8位で無事スロット獲得。

たけちんさん、りょうくんおめでとうございます。自分も頑張ろう。

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