猫と鉄人三種競技を愛する半田人の日記。

さかたよもやま日記

12/15 養老山脈トレイルランニングレース

2018/12/18
 
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さかた あつし

トレイルのレースは4月の多賀大会を腰痛でDNSしてしまったので、今回が人生初レース。初レースがロング38㎞になってしまったのは些か無謀だったかもしれないがロゲイニングのバディのりゆき先輩からのお誘いなので致し方ないと思っている。今日はタイムスケジュールによると6時には養老公園に着いていなければならなかったので昨晩は羽島で前泊。朝3時半に起きて4時過ぎに半田を出発すればもちろん間に合ったと思うが、トレイルは道中絶対に油断できないので万全の体調で臨むべく前泊を選択している。しかし宿泊先の羽島駅前のAPAホテルは隣室との壁が薄いらしく、隣に宿泊されている病人と思われる方の咳が夜中中ひどく、あまりというかほとんど寝れなかった。ちなみにユニットバスの換気扇からも聞こえてくるくらいだったので今思うと隣の方はかなりの重病人だったかもしれない。4時50分に起床するも起床時にこんなに睡眠不足を感じたのは久しぶり。これからの長旅を考え一抹の不安を感じながら昨日コンビニで買ったおにぎりとスープで朝食を済ませる。今回はいつもと違いランニングのみなので準備は簡単。朝食を取り、走る格好に着替えてトイレを済ませたら準備完了。ちなみに足先にはいつも以上にワセリンを塗りたくっている。ホテルを5時半くらいに出発し途中一度コンビニに寄り会場に到着したのは6時10分くらい。6時38分くらいの電車に乗らないとまずいことになるので意外と時間のないのに気づき焦る。荷物を持って会場に入り、受付してレースナンバーを付けたりしていたらあっという間に時間が経って電車の時間ギリギリになってしまった。この電車に乗り遅れると次の電車では多度駅からスタート地点まで走らなければ間に合わないとのことだったのでまずは38分の電車に間に合わせるべく、会場から駅までの700mくらいを結構な勢いで走る。とりあえず電車には間に合ったがやはり時間にはゆとりを持つべきだと思った。その後ホームで先輩方と合流しスタート地点の多度へ電車で向かう。電車では30分くらいの道程だったが、これからその距離を山の中を走って戻るんだなと思うとかなり大変なことだなと改めて思った。多度駅からスタート地点までは2㌔弱。先輩方とワイワイ話ながら歩いて向かう。その後トイレを済ませみんなでスタート地点の行列に並ぶ。今回はみんな概ね初心者ということでほぼ最後尾周辺に並ぶ。そして8時スタート、今日は終始マイペースで行こうと思っていたが、後ろからスタートしたので中々自分のペースが掴めない。ゆっくりすぎても疲れてしまうので、そんなに広くない道での追い越しは脚に負担が掛かるが、意を決し自分のペースを守ろうと思い追い抜いていくことにする。序盤の10㎞くらいはすべて登り、そこからは細かいアップダウンと走りやすい林道で唯一のエスケープポイントのある庭田エイドに。ここまでで22㎞、距離的には折返しも過ぎたのであと16㎞走れば終われるなと思いしっかり休憩と補給を済ませリスタートする。ちなみにこのエイドではリスタート前にのりゆき先輩と出会いエールを交換をしている。しかしここから始まった後半のコースは序盤の22㎞と比べものにならないくらい激しくこれが本当のトレイルなんだなと思い知ることになる。走り始めからかなりの急斜度ですぐにえげつない階段が始まる。スタッフの方に聞くとこの先は6㎞くらいずっとこんな感じらしい。そして下りも斜度が急なので主に階段。最終的にいったい階段をどれだけ登ったり下ったりしたんだろうと思ったが、噂によると640段くらいらしい。今回ひとつ気づいたことは自分は登りについては階段も含めそんなに苦にならないということだった。特に終盤の登り、階段はきつそうな参加者の方を後目に、無理なく登ってかなりの方を抜き去っている。しかしながら下りは、大きな石で左足首を挫いたり、急な斜面で転倒して尻もちをついたり、爪先の激痛を堪えたりでまったく上手く走れず、山頂からゴールまでの4㎞程でまたかなりの方に抜き返されここで初心者丸出し状態となっている。特に爪先の痛みは着地の一歩ごとがかなりの激痛だったので何度も靴の紐を締め直したり、踵の位置を調整したのだが結局最後まで痛みは変わらなかった。長い下りのトレイルを終えたあとはゴールまではゆるいロードの下り坂。ロードの大会であればボーナスステージだったと思うが、今回ばかりはまだまだ続く長い拷問でしかなかった。最後ゴール1㎞くらい手前で有名な観光名所の養老の滝を初めて見た後にラストスパート、そしてフィニッシュ。レース後、今回心配していたレース中のケガ、脚が終わり走れなくなる等の大きなトラブルがなく本当に無事に終われて良かったと心から思ったが、爪下血腫5本、血豆2箇所、両足甲擦過傷、左足首捻挫と普段では考えられないほどの負傷は負ってしまっていた。次回もしトレイルの大会に出場する機会があったら、まずは靴を替え、下りをしっかり練習してからにしようと思う。それにしても山頂からの眺望は絶景だった。これがトレイルの虜になる一番の理由なのかもしれない。以上。

昨晩の夕食。宿泊が羽島駅前だったので本当は駅前で岐阜らしいものを食べるつもりだったが、残念ながら羽島の駅前には繁華街らしきものはなかった。仕方なくホテルで貰った飲食店マップをみて王将をセレクトしている。実際セレクトというか王将くらいしかなかったというのが事実なのだが。

昨晩当日の朝食用に購入したスープにお湯を注ぎ、いざ食べようと思うも箸が入っていなかった。しかしリュックの中を捌くと厦門のカップラーメン付属の折り畳みフォークが奇跡的に入っていたので事なきを得た。

そして準備完了後まったく寝れなかったAPAホテルを後にする。

途中一度コンビニに寄り会場に到着。しかしそんなに時間がないことに気づき焦る。写真がぶれているのは間違いなく

そのため。マッハで受付を済ませゼッケンを装着し荷物を預け駅まで

走る。ホント間に合って良かった。

多度駅からは先輩方と徒歩でスタート地点まで。

今日の参加メンバーは純一先輩、大先輩、のりゆき先輩、まさきさん、自分の5人。トイレを済ませて

スタート地点まで移動して

最後尾周辺に並ぶ。ちなみに今回のレースは誰一人緊張していない。そして8時スタート。

スタートして最初の絶景ポイントは混雑していたのでスルー。次のポイントでは撮影したが鉄塔が大きく入ってしまい上手く撮影できていなかった。

22㌔地点の庭田エイド。唯一のASであり唯一のエスケープポイント。ここでしっかり補給を済ませリスタート。

後半のコースはえげつなかった。

写真では分かりづらいかもしれないが、えげつない階段の登り下りが

延々と続く。

しかし絶景という

ご褒美も。

残念だったのは養老山頂。景色は望めず三角点のみ。そしてここから延々下り続け、

養老の滝へ。最初は下りの勢いで通り過ぎてしまったが観光客も多かったのでもしやと思い引き返すとやはり有名な養老の滝だった。意外と初めてだったのでとりあえず見れてよかった。

そしてフィニッシュ。大きなケガがなく無事に戻れてよかった。

ゴール後は出社の予定だったので帰社する前に近くの温泉で汗を流し着替えようとするも

温泉ではなく水道水だったという衝撃の展開。

しかし時間もないのでマッハでひとっ風呂浴びて作業着に着替える。

ちなみに体重はレース中、後の補給が充分だったせいか減るどころか増えていた。

左足、爪3本、血豆1箇所、足首捻挫。

右足、爪2本、血豆1箇所。以上戦傷。ちなみに右足の親指は黒くなっていないが痛いのでいずれ変色してくるかもしれない。しかしこれくらいで済んでよかったと思う。

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