猫と鉄人三種競技を愛する半田人の日記。

さかたよもやま日記

10/21 IRONMAN70.3Shanghai【3日目レース日】

2018/10/30
 
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さかた あつし

慌ただしいままレース日を迎える。トランジションの閉鎖時間が7時なので逆算して5時半のシャトルバスに乗る予定。4時起床、ホテルの朝食は今日だけ4時から営業してくれているので暖かい食事が食べられたのは本当に有難かった。ホテルから会場まで遠いので忘れ物をしたらアウトだと思いつつ最終確認をして出発する。しかしこのときにはあの重大な忘れ物をしたことにまだ気づいていない。6時過ぎに降着所到着、徒歩でトランジション会場に向かい、ドリンク、エアーチェック、ガーミンのセットを終え、昨日ドロップした荷物も確認する。そしていよいよスイム会場に向おうとしていたところでようやく肝心な重大な忘れものに気づいた。タイミングチップ。これがないとスタートできないという。ちなみにタイミングチップはポートマッコリーでも忘れたので今回で2回目。あのときはホテルまで2㎞くらいだったので走って取りに戻れたが流石に26㎞離れている今回ばかりはそうもいかない。まず言葉が伝わらないという状況でかなりまずいと思ったが、今日はトランジション会場で雨宮さんが日本の選手に困ったことがあったらなんでも言ってきてくださいとアナウンスをしてくれていたのでマッハで雨宮さんのところに行く。すると雨宮さんは堪能な中国語でスタッフに連絡を取ってくれ、案内と変わりのチップの段取りを手早く済ませてくれた。雨宮さんは本当に神だと思った。思わぬハプニングで時間に余裕はなくなってしまい結局アップは出来ず仕舞いとなったがなんとかスタート出来ることになってホント良かった。あとは全力ファイトするだけ。8時エイジグループスタート。今回はローリングスタートなので申告順。中国の大会は早めに出ないと平泳ぎのキックの洗礼を受けるので少し早いが30分から35分のグループから出る。入水はフロートからの飛び込み。もちろん脚から入ったが水はかなり冷たい。19℃と聞いていたが南アフリカにもひけはとらない冷たさだと思った。そして当初は早い選手についていこうと思っていたがローリングスタートはバトルにもならないがドラフティングするのも無理だと思った。視界はやはり0なので早々に諦め遠くのブイを確認しながら単独泳。水は冷たくレイノーを発症してきたが自分的には良いペースで泳げてると思いながらスイムアップ。タイムを確認しようと思い時計を見るとなんと普通の時計の表示。そういえばスタートボタンを押した記憶はなかった。相当がっかりしたが時計を再起動させT1からでもと思いスタートさせる。結果タイムはいつもの70.3よりかなり悪かったが原因はログがないので分からないまま。今回のバイクコースはイメージでいうとジャンキーがコースのような感じ。片道45㎞の平坦のコースを2周回。当然どこかが追風、向かい風となるが今日はそこまで強い風ではなかった。今回も残念ながらパワーメーターは作動しなかったのでパワーのログは取れなかったが90㎞でAv35㎞/hに乗せられたので相当な高速コースだったと思う。そしていつもより余力を残してランに。ランコースは1周7㎞の3周回。1周目の序盤3㎞は若干右脚の大腿四頭筋に痛みはあったが決して調子は悪くなかった。しかし3㎞を過ぎた頃あたりから突然動悸がしてきて走れなくなってしまった。最初は何事かと思ったがすぐAS1、2でコーラをがぶ飲みしたのが原因かもと思った。多分コーラの多量摂取で血糖値が一時的に急上昇したのを体内のインシュリンが急降下させたので今は逆に低血糖の状態になっているのではないかと。そこから動悸が治まるまでの7㎞くらいは止まったり走ったり歩いたりの繰返し。心拍もそんな状態なのに150すらいかない。かなりきつい状態だったが気持ちだけは切らさず堪える。ようやく2周目の終盤くらいに症状が治まり急に走れるようになった。そこからは心拍も170くらいからMAX190くらいまで気持ちよく上がり出したのでペースも序盤まではいかないにしても戻ってきた。最後の1周は脚の方がつらかったけど自分的には頑張ってゴールした。結果は5:21:04。M45-49で30位とスロットには箸にも棒にもかからない記録となったけど今回やれるだけのことはやったつもり。どんなに厳しい状況でも最後まで気持ちを強く持って競技することが出来たことは今回最大の収穫だと思う。2019WCSの予選はまだ始まったばかり。必ずどこかで獲るという強い気持ちを持ち続けてこれからの大会に臨もうと思う。以上。

4時起床。4時半に朝食を取る。確かに近くにスーパーもコンビニもお店もなにもないのでホテルのレストランに営業してもらうしか食事を取る術はないがやはり暖かいものを食べれるのは本当に有難い。

6時頃会場到着。まだ日は出ていない。

徒歩でトランジション会場に向かい最終準備をする。

そしてランバッグのエリアで確認を済ませスイムスタート会場へ向かおうとしたところでタイミングチップの存在を思い出す。持参した荷物を捌きまくるがやはりホテルに置いてきてしまったようだ。ちょうど雨宮さんがトランジションエリアでアナウンスをしてくれていたのでマッハで相談しに行く。

雨宮さんが中国のスタッフの方に連絡を取ってくれ

チップの手続きをしてもらえるエリアまで移動。

雨宮さんのお蔭で

なんとか

タイミングチップゲット。この後雨宮さんはスタートエリアで水を配ってくれたり

撮影もしてくれたりと素晴らしい活躍をしていた。

雨宮さんは本当に神だなと思った。

全力ファイト後のFinish後は後片付けとアワードの開始時間の都合があるので

マッハで

ホテルに戻る。ホテルまでのバスはバイクと人で

すごい状況になっていた。13時半頃フィニッシュ、14時頃のバス、14時40分くらいホテル着。アワードが6時半開始なので5時半くらいのバスに乗る予定なので2時間ちょっとで片付けをする段取り。夏の北海道で1時間半くらいでやりきれているので今回は少し余裕があるくらいで大方片付けられた。

そしてまたバスでアワード会場に。会場はレース会場より更に遠い36㎞くらい離れたホテル。

アワードへはあさもとさんとたけちんさんと山中くんの4人で参加。

ちなみに今回のアワードの食事はかなり美味しかった。

そしてトライアスロンを科学する会の石橋先生とお会いできたので日頃のお礼をする。

その後スロットミーティングが始まる。ちなみに自分は30位だったのでまず無理だと思っていたが、あさもとさんもたけちんさんも山中くんも10位台だったのでもしかするとと何気に盛り上がっていた。

M30-34、M45-49は残念ながらなんなく上位トップ10の選手が獲得していったのでさらっと終わったが、M50-54グループのあさもとさんはあと少しのところまで降りてきていたので4人でかなり盛り上がっていた。しかし最終2つ順位が上の選手が獲得してしまいかなり盛り上がっていただけに全員意気消沈。しかし今回はかなりの強豪選手が世界各地から来ていたらしい。あさもとさんもたけちんさんもITUの世界選手権に出場しているレベルで10位台。二人とも来る大会を間違えたとおっしゃっていた。自分的には出し切れたしそんな中で30位なら善戦した方だなと思った。次回大会でまた頑張ろうと思う。

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