猫と鉄人三種競技を愛する半田人の日記。

さかたよもやま日記

4/14 第35回全日本トライアスロン宮古島大会【3日目レース日】

 
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さかた あつし

3:50分起床。今回はホテルのビュッフェを選手のために早い時間から営業してくれていたので朝食は温かいものが食べれた。朝食後はトイレを二度済ませ最終準備をして土砂降りの雨の中家内に会場まで乗せて行ってもらう。途中のコンビニで傘とカッパを購入。しかし本当にひどい雨だったので傘とカッパだけではトランジションの準備は無理だと思い早々と車でウェットを着こんでトランジションに向かった。土砂降りそして夜明け前の気温の低い中での準備は傘とウェットなしには成し遂げられなかったと思う。そんな状況だったのでいつもより手間取り時間が掛かってしまったがなんとか荷物預けリミットの6:15分くらいに終了。そして6:30くらいにスイムチェックイン。15分くらい試泳したが思いの外水温も低く入った瞬間ひやっとした。そして左脚の親指の爪が剥がれかけているのを押さえてるテーピングが早々と試泳で取れてしまったため大騒ぎで関係者テントに行き、テーピングの替わりになるものをもらう。それはガムテープ。これが本番だったら爪が剥がれて痛みで泳ぎに集中できなかったと思うので本当に試泳しといてよかった。スタート時間間際に天候不良でスタート時間が15分延びる。ちなみに落雷で放送機器が使えなくなり係の方がハンドスピーカーで案内していたので運営も大変そうだなと思った。30分土砂降りの中で待機となったため身体は冷えきってしまったが7:15分スタート。待機エリアから入水するエリアは決められていて海に入るまで廻り込まないといけない場所からのスタートだったので海に入ったときからすでにバトルは始まっていた。バトルは苦手だが空いているスペースはないので止むを得ない。しかしおおよそ400mくらいを過ぎたあたりでバトルを抜けられたので後はマイペースで泳ぐ。しかし土砂降りの雨とうねりであまり前方の確認は出来ず少し余分に泳いでしまったが3000mで250mくらいなので許容範囲だったと思う。スイムは1時間くらいかなと思っていたが時計を確認すると58分くらいだった。まずまずのスタートが切れたが、雨はまったく止む気配はなく土砂降りのままだったのでバイクは安全運転が必須だなと思った。安全運転ながらもバイクでは抜かれることはなく順調に進めバイクコース最大の危険区間の伊良部大橋も問題なく終えた。しかし終えた直後の登り坂でバイクの挙動がおかしくなり登りきったところでバイクを確認するとなんとリアタイヤがパンクしていた。やっちまった状態となったがディレイラーを緩めて後輪を外してタイヤを外そうとするが苦戦。必死感満載の自分を見ていた沿道の応援の方が見かねて関係者の方を呼びに行ってくれた。しかしここ宮古島でパンクとはこういったところも自分持っているなと思った。苦戦しながら進めていると、なんとそこでカミハギ社長が登場。自分に気づいた社長は止まってくれアドバイスをくれたため思っていた以上に早く修理することが出来レースに復帰することが出来た。カミハギ社長は本当に神だ。そこからはもう予備のチューブもないので目まぐるしく変わる天候の中、慎重に残り100㌔を走りきる。あと1回パンクしていたらそこで試合終了だったので記録云々よりバイクを無事終えたことに心から安堵した。後は42㌔走るだけ。走り出しはいつもより脚は軽かったが前半は登り基調と聞いていたので頑張りすぎず7割程度の気持ちで走ることを心がけた。5㌔くらいの地点からお腹に違和感を感じ始めたが良くある内臓が揺れてガスが出るパターンのやつかなと思っていたがどうにも様相がおかしくなってきた。10㌔あたりで次出たらガスではなく身だなという状況になってきたので慌ててトイレを探す。しかし当てにしていたASにはトイレはなく絶望的な気持ちになりながら猛烈な便意を堪えながら走る。というか便意を堪えて走るのは不可能なのでこの時点では早歩き程度だったと思う。木陰か段差の下で肩に挟んでいるスポンジを使って済ませようかとかいろいろかなり考えたが市街地を過ぎた辺りの廻りは拓けていていい場所が見当たらない。悶絶しながらなんとか少しずつ前に進んでいるとレース用のものか分からないが仮設トイレを発見したので迷わずイン。ウェアを下した瞬間に爆発したが無事トイレを済ますことが出来たので安心して走りだすも、どうやら土砂降りの雨とエイドの冷たい掛け水とドリンクでお腹を壊してしまったらしく1㌔くらい走ったらまた猛烈な便意が催してきた。これは下ってしまったお腹は一度放出すると止まらなくなるという法則。結果最終最後までずっと便意と戦いながらの地獄の走りとなった。レース中3回、ゴールしてから3回。これまでレースに出た中でトイレに行ったことは無論あるがこんなに行ったのは初めて。しかも背水の陣で挑んだ宮古島でとは。レース中のパンクもレース中にお腹を壊したのもこれまでになかったので新たな経験値を積むことができたが、そのお蔭で真のSTRONGMANになることは出来なかった。今回は最初で最後の宮古島大会と思って挑んだが、この絶好の好機をものにして今大会を最後とすることは出来なかった。次回いつ出場する権利が貰えるか分からないが、自分が納得できる真のSTRONGMANになるまではエントリーし続けようと決めた。来年も出られるといいけど。以上。

朝食はホテルのレストランで頂く。レース日の朝は大体冷たいものを食べているので暖かいものを食べれるのは本当に有難い。ちなみにホテルのビュッフェは3時から営業していた。

途中のコンビニで傘とカッパを購入したのは正解だった。

なんせひどい土砂降り。

これが準備スタイル。頭部はヘルメットでガードしている。

準備後は家内に傘を渡し家内は完全装備となったが多分足元はビタビタになったと思う。

そして家内に見送ってもらってスタート。

紆余曲折あったが10:48:31でフィニッシュする。

まだ荷物はかなり残っていたので順位的には比較的上位なんだろうと思った。

各所で応援してくれていたサムさん、

海外で良く会うきくちさんと会い

そしてりょうこちゃん、れんや、家内と合流。

家内と山本家のみんなが来てくれると思ってなかったので超嬉しかった。

今回結果としては最大の目標としていたフィニッシュゲートはくぐることはできたが

自分の中での宮古島大会は終われなかった。自分が納得できるまでエントリーし続けようと思う。

記録としては10:48:31で195位。

パンクとトイレがなかったら終われていたのに。

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